ResearchGateとシュプリンガー・ネイチャーのパートナーシップ、およびCOUNTER5レポート最新情報

オンラインセミナー(録画、日本語への同時通訳あり)

ResearchGate partnership and COUNTER 5 usage reporting

  • 日時 2021年3月2日(火)14:00 – 15:15 
  • 参加費無料
  • Zoomミーティング(3月1日(月)午後、ミーティングへのリンクをお送りします)
  • 参加申込み締切:2021年3月1日(月) 正午

参加登録はこちら


ResearchGateは、現在、世界中で1900万人が利用している、研究者向けのソーシャルネットワークサービス(SNS)です。ここでは、多くの論文やデータセットがやりとりされ、研究者同士の活発な交流がなされています。


このResearchGateを通じて、多くのシュプリンガー・ネイチャーの論文が利用できるのをご存じでしょうか。両者の長年のパートナーシップにより、今では、ジャーナルで正式に公開された論文(version-of record;VoR)を、ResearchGateの出版物ページに直接掲載し、論文へのアクセス権がある利用者がRGから直接論文をダウンロードすることが可能となっています。
本来、ライセンスされたコンテンツは、nature.comやSpringerLinkを使うのが常ですが、ResearchGateから直接論文をダウンロードできるということは、利用統計にも影響が出ることを意味します。


このパートナーシップに関連して、図書館が押さえておくべき最新情報をまとめたセミナーを先月1月19日に開催しました。英語で行われた同セミナーを、この度日本語への同時通訳付で開催します。プレゼンテーションは1時間の録画(1月19日のセミナーでの質疑応答付き)となりますが、セッション後、さらに日本のお客様から質問をお受けし、後日まとめて回答します。


講演の前半は、ResearchGateからゲストスピーカーをお招きし、シュプリンガー・ネイチャーとのパートナーシップについて技術的な側面を解説します。具体的には、ResearchGateでの認証や利用統計レポートがどのように実装されているか、また、当社のプラットフォーム上の類似サービスとも比較します。後半は、シュプリンガー・ネイチャーより、COUNTER 5の現状について説明します。全体的なデータの入手可否やブックレポートの具体的な内容に焦点を当てます。
なお、今までのパートナーシップで明らかになってきたことは白書「Researchers at the Centre(研究者を中心に据える、英語版)」にまとめられています。詳しくは当時のプレスリリースをご覧ください。

プレスリリース(日本語)

講演者

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Michael Häusler(マイケル・ホイスラー)

Head of Engineering Architecture, ResearchGate

2011年入社。著者の名寄せ問題に取り組むなど、様々な機械学習関連の業務に従事してきました。現在は、出版エコシステムのパートナーとの戦略的統合に注力しています。


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Sebastian Bock(セバスチャン・ボック)

シニア・プロダクト・マネージャー、シュプリンガー・ネイチャー

機関向けカスタマー・エクスペリエンス開発チーム所属。COUNTER5の導入や、図書館管理者用ツール(SN Librarian Portal)やメタデータ・ダウンローダーを手掛けている。