1970年代の注目すべき研究

最新の研究であれ、100年前の研究であれ、質の高い研究には不変の価値があります。今日の研究者は、これまで以上に過去の研究の価値を再発見しつつあり、過去の経験に学ぶことはかつてないほど重要視され、未来を形づくる上で欠かせません。過去の研究者の経験と知恵を活かすことによって、現在の研究を向上させ、加速することができるのです。

これを踏まえ、シュプリンガー・ネイチャーは175年に及ぶ最重要な研究成果や発見を、Springer Nature Journals and eBooks Archivesとしてまとめました。このアーカイブには、インプリントであるSpringer、Nature Portfolio、Palgrave Macmillan、Adis、Scientific Americanの2,400点以上のジャーナルと120,000冊以上の書籍が収められています。

地球規模の重要課題に関連する注目すべき70年代の研究

気候変動

1970年代には、人間が引き起こした急速かつ深刻な地球規模の変化に対する認識や研究が拡大するとともに、そうした変化に関連する研究や連携が方向づけられ、地球温暖化への理解を深める道が拓かれました。やがて京都議定書パリ協定などの合意へとつながり、近年の環境保護主義の基盤となりました。

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デジタルトランスフォーメーションの進む世界

私たちが現在使用する技術や機器の多くは、1970年代の画期的な発見や発明がもととなっています。当時開発された重要技術の中には、イーサネットの発明や世界で初めて電子メールが送信されたこと、パソコン、小型計算機、個人消費向けビデオゲームなどがあります。

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国際保健

1970年代には、はしか、おたふくかぜ、髄膜炎など、伝染性が強いウイルス疾患の多くについて、初のワクチン開発が進み、人々の暮らしを大きく変化させました。また、天然痘の根絶、世界初の試験管ベビー出生前のDNA配列など、当時の医学における数多くの発見や飛躍的な進歩が、現在の医学研究や医療につながっています。

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未来にブレークスルーをもたらした先駆的研究

気候変動

1970年: 現代の環境保護運動が始まり、毎年4月22日をアースデイ(Earth Day)として地球環境について考える日として記念しています。

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1972年: 国連人間環境会議(United Nations Conference on the Human Environment)は、人類が引き起こした急速かつ深刻な地球規模の変化の危険性を報告するとともに、組織的な研究努力を呼びかけました。

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1977年: 次世紀の主要な気候リスクは、地球寒冷化ではなく、地球温暖化であるという方向に、科学的見解が収束していきました。

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デジタルトランスフォーメーションの進む世界

1971年: Ray Tomlinsonは、ARPANET上で、世界初の電子メールを自分に送信しました。

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1973年: イーサネットが、Bob MetcalfeとDavid Boggsによって発明されました。

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1976年: Steve WozniakとSteve Jobsは、世界初の家庭向けパソコンのひとつ、Apple Iを発売しました。

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国際保健

1970年: 出生前のDNA配列:1970年代に始まった染色体異常のスクリーニング検査は、当初は、ハイリスク妊産婦に限定されていました。

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1978年: 7月25日、世界初の試験管ベビーが英国で生まれました。

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1979年: はしか、おたふくかぜ、風疹、水疱瘡、肺炎、髄膜炎の初のワクチンが登場するとともに、天然痘が根絶されました。

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