オープンサイエンスについて

シュプリンガーネイチャーは、オープンサイエンスを幅広く進めることで、研究者同士のつながりや協力のあり方を変え、発見をより速く、より質の高いものにできると考えています。

オープンサイエンスを持続可能な形で進めることを使命とし、研究者、研究機関や資金提供機関に向けて、ジャーナルや書籍のオープンアクセス(OA)のオプションに加え、研究データ、コード、プロトコルを共有するための仕組みを提供しています。その中でも、ゴールドオープンアクセス出版こそが、オープンアクセスとオープンサイエンスを実現する最もシンプルで、最も開かれた、最も持続可能な方法であると考えています。

BMCがオープンアクセス出版を世界で初めて手がけて以来、20年以上にわたり、公開性とイノベーションを事業の中心に据え、人文社会科学を含むあらゆる学術分野にオープンサイエンスを広げてきました。現在、シュプリンガーネイチャーは世界で最も重要なオープンアクセスポートフォリオを有しています。

業界標準をさらに前へ

シュプリンガーネイチャーは、オープンアクセスポリシーを継続的に見直すとともに、データサービスやコラボレーションツール、パブリックアクセスの確保と再利用を通じて、透明性の高いアプローチでオープンサイエンスを推進しています。

2014年、当社はNature Communicationsを完全オープンアクセスモデルに移行し、質の高い学際的ジャーナルでオープンアクセス出版を可能にする新たな選択肢を研究者に提供しました。さらに、2016年には再現性のある研究の出版を推進し、データの共有を支援するため、ジャーナルに関する研究データポリシーを定める標準化された共通の枠組みを出版社として初めて導入しました。

また、保有するデータセットを共有し、引用・検索を可能にしたい研究者にResearch Data Supportを提供しています。さらに、データをアップロードできる安全なポータルを用意するとともに、専門のリサーチデータエディターがデータとメタデータを改善し、キュレーションを実行しています。

これらの活動は、学術研究の中心となるデータを適切に保存し、できるだけ幅広い読者層がアクセスできる環境を整えるための取り組みのほんの一例にすぎません。

取り組みについてさらに詳しく:Research Data Support | Research data policy types


オープンアクセス出版がもたらす数多くのメリット

研究成果をオープンアクセスで出版する方法とは?

オープンアクセス出版により、多くの読者が研究成果にアクセスし、利用できるようになります。シュプリンガーネイチャーは、最もオープンで制限が少ない即時ゴールドオープンアクセスを採用しています。著者は、完全オープンアクセスジャーナルやハイブリッドジャーナル、オープンアクセス書籍・チャプターなどから、研究成果をオープンアクセスで公開するかどうか選択できます。

一方で、当社は著者が購読型で論文や書籍・チャプターを出版する場合、受理原稿を著者個人のウェブサイト、あるいは資金提供機関や所属機関のリポジトリにアーカイブし、公開猶予(エンバーゴ)期間の終了後に一般に公開するセルフアーカイブを認めています。 

※ゴールドOAとグリーンOAについて

オープンアクセス出版を選ぶべき理由とは?

  • 引用数と利用数の増加:調査研究によれば、オープンアクセス論文の場合、非オープンアクセス論文と比較して、閲覧数と引用数が増加することが明らかになっています。
  • 協力の拡大:研究者は、オープンアクセス出版とオープンデータを通じ、グローバル規模の共同研究をサポートします。
  • パブリックエンゲージメントの強化:購読コンテンツにアクセスすることができない読者も、オープンアクセスなら利用できます。
  • インパクトの迅速化:研究者は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと、既存の研究を迅速に活用し、発展させることができます。
  • 学際的な対話の増加:複数の分野にまたがるオープンアクセスジャーナルを通じ、研究者同士が関係を築きやすくなり、それぞれの研究の認知度を高めることができます。
  • オープンアクセス要件の遵守:オープンアクセスジャーナル・書籍は、主な国際的な資金助成ポリシーを遵守しています。