2023年1月、転換契約に係るパイロットプロジェクトが日本において開始されました。これにより、研究大学コンソーシアム(RUC)のメンバーを中心とする、国内10大学に所属する著者の皆様は、オープンアクセスのオプションを提供するSpringer、Adis、Palgrave MacmillanおよびAcademic journals on nature.com のハイブリッドジャーナルに、所属機関の支援を受けてオープンアクセスで論文を公開することができます。
本パイロットプロジェクトでは、Springerの約2,200誌のジャーナルから、年間約900報のオープンアクセス出版枠が提供されます。参加大学の著者が対象ジャーナルから出版するオープンアクセス論文が、従来と比べて4倍以上に増加することになります(2023年)。
当プロジェクトの参加大学とシュプリンガーネイチャーのパートナーシップにより、日本のオープンサイエンスを推進し、日本の学術研究とその成果の認知度を世界的に向上させることを目指しています。
2023年9月現在、本契約における2023年分のオープンアクセス出版論文枠が上限に達したお客様がいらっしゃいます。以下の機関に所属する著者の方は、引き続きオープンアクセスでの出版を選択することは可能ですが、再びオープンアクセス出版論文枠が提供される2024年1月1日までは本契約によるオープンアクセス出版費用はカバーされません。
- 横浜国立大学
- 早稲田大学
- 岡山大学
オープンアクセスで出版していただくためには、ジャーナルごとに定められたAPC(論文掲載料)をお支払いいただく必要があります。APCの資金源などに関する情報については、ファンディング&サポートサービスのページをご覧ください。詳しくは、oa.verification@springernature.com、または、所属機関のご担当者までお問い合わせください。