Natureレビュー誌

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Nature レビュー誌は、臨床科学、生命科学、物理科学、地球化学の分野におけるレビューと解説記事の掲載に特化したもので、そのポートフォリオは現在、23誌を数えます。

  • 1869年に創刊され全世界で読まれている週間総合科学ジャーナルNatureの関連誌です。
  • Natureレビュー誌は、各誌ともに信頼性が高くアクセスしやすく、また厳しい観点からのコメントや分析によって補完的な情報を提供します。
  • いずれの専門分野についても、クオリティの高い図表によって背景や関連性などの理解を深めることができます。 

Natureレビュー誌の特長

Nature レビュー誌は他に類のない情報ソース、また教育ツールとして、学生や教員に広く利用されています。それぞれの分野における最新の発展から重要な要素を取捨選択して紹介するNatureレビュー誌は、オリジナルの研究成果をより読みやすく、分かりやすくすることで、アクセシビリティの改善にますます大きな役割を果たしています。

Natureレビュー誌は、 他のNature 関連誌と同様に、専門のエディターからなる専任チームによる公正かつ厳格な査読プロセス、高水準の原稿整理と制作、迅速な出版、編集の独立性を特徴としています。重要かつタイムリーなテーマで分野の第一人者に執筆を依頼するところから、専門のエディターが編集プロセスを通じて著者をサポートします。また、論文には厳格なピアレビューまたは社内編集者によるレビューを実施しています。

Nature Reviews: Let us guide you

研究者は疾病の治療や気候変動が地球にもたらす問題への取り組みなど、世界が直面している喫緊の課題の解決に向けて、大きな責任を課されています。共同研究がより多くなっている現状において、Natureレビュー誌はそのコンテンツを通して、分野の境界を越えた研究発見を可能にするツールを提供し、多様な視点へと読者を導いています。

Nature レビュー誌は科学の領域を横断し、通常よりも長いフォーマットで執筆された論文の他、Expert Opinion、Perspective、News、Analysisを掲載しています。


Mina Razzak 

Nature レビュー誌、エディトリアル・ディレクター

Nature Reviews Methods PrimersNature Protocolsの違い

Natureリサーチ誌とNatureレビュー誌の違い

Natureレビュー誌の出版プロセス

近年創刊のNatureレビュー誌 (2015 - 2023)

2023年に創刊した Nature Reviews Bioengineeringは、生体の模倣・改変・制御、生体メカニズムの理解、疾病との闘い、環境問題への対応に活用するための材料設計、ツール、方法、技術、デバイスに関心を持つ研究者とエンジニアが集まる場となることを目指しています。

また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の枠組みの中で、生物工学的アプローチを明らかにすることも目指しています。

2022年に創刊した Nature Reviews Psychologyは、認知心理学、社会心理学、臨床心理学のすべてのサブフィールドをカバーします。発達的側面、方法論的問題、より応用的な領域を含む、心理科学の全領域にわたり、権威ある、わかりやすく話題性のあるレビュー、Perspectives、Commentを出版しています。