[プレスリリース] シュプリンガー・ネイチャーの研究コンテンツを共有するイニシアチブSharedItに会議録を含めてさらに拡大

SharedIt OR

シュプリンガー・ネイチャーは、SharedItイニシアチブを会議録に展開することで、研究を公開し、発見の進展に貢献することに継続的に取り組んでいます。

ハイデルベルク|ロンドン 2020年2月4日

シュプリンガー・ネイチャーは、2018年に実施したSharedItのパイロットの成功に続いて、2020年1月から、Lecture Notes in Computer Science(LNCS)およびIFIP Advances in Information and Communication Technology(IFIP-AICT)シリーズにおける個別の論文へのリンクを交換・共有できるようになります。

SharedItは、著者や読者が同僚や一般の皆さまと研究を簡単に共有できるようにするシュプリンガー・ネイチャーのユニークなサービスです。論文の閲覧専用のリンクが作成され、それらを研究者やメディア関係者がメールで共有したり、ソーシャルメディアプラットフォーム、学術コラボレーションネットワーク、著者のウェブサイト、機関リポジトリに投稿したりできます。2018年には、査読された論文の中から700万以上の共有可能なリンクが世界中に配布されました。

シュプリンガー・ネイチャーの編集ディレクターAliaksandr Birukou(アリアクサンダー・ビルコウ)は次のように述べています。「シュプリンガー・ネイチャーの会議録を出版した著者全員に、SharedItを介して最終公開版を共有する機会を提供できることを嬉しく思います。コンピューターサイエンスおよび電気工学の分野では、会議録で主要な研究結果を発表しており、重要な役割を果たしています。SharedItを利用することによって、ジャーナルや会議録に掲載されているかどうかにかかわらず、著者が研究成果を共有できるようにしています。」

シュプリンガー・ネイチャーは、会議録の出版をリードしており、年間1,200を超えるタイトルを提供しています。当社の最も傑出したシリーズの1つは、Lecture Notes in Computer Science(LNCS)で、年間600件以上のLNCS書籍と約20,000件の論文を発行しています。このシリーズは、すでに10,000巻以上発行しています。コンピューターサイエンスの分野においてオリジナルな研究結果およびそのさまざまな応用について公開しています。

シュプリンガー・ネイチャーについて

シュプリンガー・ネイチャーは、175年以上にわたり、研究コミュニティー全体に可能な限り最高のサービスを提供することにより、発見の進展に貢献してきました。研究者が新しいアイデアを発見し、公開するすべての研究が重要かつ健全で、客観的な精査に耐えることを確認し、可能な限り最良の形式で関連するすべての人たちに届け、発見、アクセス、使用、再利用、共有を可能にしています。図書館や研究機関で働く方々のために、技術とデータの形を刷新させ、お仕事しやすくすること。高い品質の出版によって、学協会を支援すること。研究コミュニティーが直面している課題に真摯に取り組むこと。このようにして、私たちは、研究コミュニティー全体にくまなく最良のサービスを提供します。

シュプリンガー・ネイチャーは、学術出版社として、Springer、Nature Research、BioMed Central、Palgrave Macmillan、Scientific Americanといった信頼の厚いブランドを擁しています。シュプリンガー・ネイチャーは、研究、教育、専門領域において世界をリードする出版社の1つです。革新的なプラットフォーム、製品、サービスを通じて、高品質なコンテンツを提供しています。シュプリンガー・ネイチャーのインプリント、書籍、ジャーナルなどのリソースは、世界中の何百万人ものユーザーに日々届いております。詳しい情報は、springernature.com/groupをご覧いただき、@SpringerNatureのフォローをお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ

宮﨑 亜矢子
シュプリンガー・ネイチャー
コミュニケーションズ
Tel: +81 3 4533 8204
E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com

※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

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