[プレスリリース] シュプリンガー・ネイチャーは、多様性・公正性・包括性に対してさらなる措置を講じる

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Joint Commitment for Action on Inclusion and Diversity in Publishingへの署名は、変化をもたらすための協力的な取り組みの必要性を反映しています。

ロンドン|ベルリン|ニューヨーク 2021年8月18日

シュプリンガー・ネイチャーは、多様性、公平性、包括性への公約における新たなマイルストーンとして、Royal Society of Chemistry(RSC;英国王立化学会)が調整するイニシアティブ、「Joint Commitment for Action on Inclusion and Diversity in Publishing(出版における包括性と多様性に関する行動のための共同コミットメント)」に署名し、学術出版の中でより包括的で多様な文化を目指して活動する主要な組織のグループに加わりました。

シュプリンガー・ネイチャーは、2018年に初めてダイバーシティとインクルージョン(多様性と包括性)のディレクターを任命し、過去12カ月間、グローバルなDiversity(多様性)、Equity(公正性)、Inclusion(包括性)(DEI)戦略を共有してきました。この戦略は、DEIの価値を社内に定着させ、奉仕するコミュニティーの中でそれらを支持することを目的としています。

今回の共同コミットメントへの参加は、シュプリンガー・ネイチャーが行っている数多くの取り組みの一つであり、出版社やそのほかの企業が学術出版システム全体に変化をもたらすために、協力的に行動する必要性を反映しています。

Head of Editorial Policy およびシュプリンガー・ネイチャーのResearch Publishing DEI Programmeの議長を務めるSowmya Swaminathan(ソーミヤ・スワミナサン)は、「シュプリンガー・ネイチャーでは、社内および私たちが奉仕するコミュニティーの両方において、多様性、公正性、包括性に取り組むことを強く公約しています。業界全体で知識を共有し、統一されたソリューションを開発することで、より迅速に進展させることができます。私たちが直面している最大の課題の一つは、ベースラインの設定や進捗状況の測定を可能にするために、関連する機密データの一貫した報告をいかにして可能にするかということです。この分野でのベストプラクティスに協力して取り組むことをこの共同コミットメントで期待しています」と述べています。

シュプリンガー・ネイチャーのGlobal Director, Diversity, Equity and InclusionであるJessica Gedamu(ジェシカ・ゲダムー)は、次のように述べています。

「Joint Commitment for Action on Inclusion and Diversity in Publishingに参加することで、業界全体でアイデアやベストプラクティスを共有する素晴らしい機会を得ることができました。これにより、最も優れた革新的な方策を特定して共有し、業界内のさまざまなコミュニティーの代表を増やすために協力することができます。」

Royal Society of Chemistryのinclusion and diversity senior programme managerのLaura Norton博士は、次のように述べています。「Joint Commitment for Action on Inclusion and Diversity in Publishingの正式な署名者として、シュプリンガー・ネイチャーを迎えることができ、大変嬉しく思っています。シュプリンガー・ネイチャーは、すでにオープンにパートナーシップに参加しており、その知識、専門性、経験を惜しみなく共有しています。

「今回のシュプリンガー・ネイチャーの正式なコミットメントのニュースは、この非常に重要なイニシアティブへの継続的な関与を明確にするものであり、私たちは、学術・研究コミュニティーを支援するために協力し続ける中で、出版活動全体における包括性の確保に向けてさらに前進することを期待しています。」

備考

Royal Society of Chemistry(RSC)は、2020年6月に「Joint Commitment for Action on Inclusion and Diversity in Publishing(出版における包括性と多様性に関する行動のための共同コミットメント)」を立ち上げ、当初11の署名者を迎えました。メンバーは、学術出版に偏りがあることを認識しており、この偏りを最小限に抑えるために自らのプロセスを精査することを約束しています。このグループは、研究文化の変化を促進するために、メンバーのリソース、専門知識、洞察力をオープンにプールすることに同意しています。この取り組みにより、現在40以上の出版社が集まり、学術出版において、より包括的で多様な文化を確保するための新しい基準を設定しています。

このグループの4つの目的と、すべての署名者のリストは、共同コミットメントのページをご覧ください。

シュプリンガー・ネイチャーについて

シュプリンガー・ネイチャーは、175年以上にわたり、研究コミュニティー全体へ最良のサービスを提供することによって発見の進展に貢献してきました。研究者が新しいアイデアを公開することを支援するとともに、公開するすべての研究が重要で着実であり、客観的な精査にも耐え、関心を持つすべての読者にもっとも良いフォーマットで届き、発見、アクセス、使用、再利用、および共有されるようにします。私たちは、テクノロジーやデータの革新を通じて図書館員や研究機関をサポートし、学会に出版を支援するための優良サービスを提供します。

学術出版社として、シュプリンガー・ネイチャーは、シュプリンガー(Springer)、ネイチャー・ポートフォリオ(Nature Portfolio)、BMC、パルグレイブ・マクミラン(Palgrave Macmillan)、サイエンティフィック・アメリカン(Scientific American)などの信頼されたブランドを有しています。詳しい情報は、springernature.com をご覧いただき、@SpringerNature のフォローをお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ

宮﨑 亜矢子

シュプリンガー・ネイチャー

コーポレート・アフェアーズ

Tel: +81 (0)3 4533 8204

E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com

※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

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