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【プレスリリース】2026年のNature Index Research Leaders発表 今年から応用科学および社会科学分野へ拡大

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Nature Indexは今年から7つの分野を網羅し、方法論の見直しを実施しました。

ロンドン | 北京 | ニューヨーク | 東京 2026年 6月10日

Nature Index Research Leaders 2026:日本の結果の概要

  • 世界の国・地域別ランキングにおいて、日本は5位を維持しました。日本のShare(アウトプット)は、前年から9.0%増加し、上位5か国のうち、中国に続いて2番目の増加率でした。
  • 世界の研究機関ランキングトップ100にランクインした日本の研究機関は、東京大学(2026年:27位、2025年:23位)、および京都大学(2026年:60位、2025年:66位)であり、いずれの機関もShareが増加しました。
  • 世界の政府機関ランキングのトップ100には、日本から7つの機関がランクインしました。トップ50には、理化学研究所(10位)、物質・材料研究機構(13位)、および産業技術総合研究所(40位)がランクインしました。
  • 世界の企業ランキングのトップ100には、日本から7つの企業がランクインしました。トップ50には、NTTグループ(21位)、トヨタグループ(30位)、および武田薬品工業(45位)がランクインしました。

本日、Nature Indexは、2026年版 Research Leadersランキングの発表とともに、対象分野の範囲を拡大し、算出方法を改良する更新を行いました。これは、2014年の発足以来、同データベースの進化における大きな一歩となります。2026年版のランキング(2025年通年のデータにもとづく)によると、中国が引き続き世界トップの座を維持しており、東アジア地域全体がNature Indexにおいてほかの地域を上回る成果を収めています。

今回初めて、Nature Indexは、17誌の応用科学分野のジャーナル、1件の会議録、および15誌の社会科学分野のジャーナルをデータベースに組み込みました。新たに追加されたジャーナルは、4000名以上の研究者を対象に、自身の最も重要な研究成果をどこに発表したいかについて実施した世界的な調査の結果にもとづき選定されました。Nature Indexは、現在、7つの分野にわたる合計178の出版物(177誌のジャーナルと1件の会議録)を追跡しており、その84%はシュプリンガーネイチャー以外から出版されています。

また、Nature Indexでは、それぞれのジャーナル・会議録の主要分野にもとづいて分野を割り当てるのではなく、論文単位の分野分類システムを採用しました。各論文の分野を個別に分類することにより、データベース内の分野網羅性をより正確に反映できるようになります。

前年との比較を容易にするため、新たに追加されたジャーナル・会議録の論文は、2024年および2025年のデータに組み込まれており、更新された分野分類はデータベース全体に遡及的に適用されています。

「研究分野の網羅性の拡大と方法論の見直しにより、Nature Indexは、高品質な研究論文の発表数(アウトプット)について、より包括的かつ正確な見解を提供できるようになりました」と、Nature IndexのChief Editor(チーフエディター)であるSimon Baker(サイモン・ベイカー)は、述べています。「結果に関しては、中国が引き続き、きわめて高いパフォーマンスを示している一方で、東アジア地域全体が、欧州や北米よりも速いペースで研究のアウトプットを増やしているという証拠も見られます。」

地域別のおもなハイライト:

  • Nature Indexにおいて、中国は依然として、世界最大の貢献国であり、2024年から2025年にかけて研究のアウトプットが22.4%増加しました。また、トップ10の中で二桁の成長を達成した唯一の国です。
  • 日本、韓国、およびインドは、いずれも世界のトップ10にランクインしており、日本および韓国はそれぞれアウトプットが10%近く増加し、トップ10に入る西欧諸国を上回っています。
  • 世界のトップ10のほかの国には、欧州4か国(ドイツ、英国、フランス、イタリア)と北米2か国(米国、カナダ)が含まれます。米国とドイツは、全7分野でトップ5入りを果たしており、米国は健康科学と社会科学で首位を、英国は化学を除く全分野でトップ5入りを果たしています。

機関のパフォーマンスのおもなハイライト

  • 中国科学院(CAS:Chinese Academy of Sciences)は、健康科学と社会科学を除くほとんどの分野において、総合および各分野で世界1位の座を維持しています。トップ10機関のうち9機関が中国に拠点を置いており、昨年の8機関から増加しました。浙江大学は2位に浮上しました。
  • ハーバード大学は、総合3位となりましたが、健康科学および社会科学では首位を維持しており、社会科学のトップ10機関のうち9機関が米国に拠点を置いています。
  • 生物科学分野では、ハーバード大学が2位、マックス・プランク協会が3位にランクインしています。物理科学分野では、欧州の機関が好調で、マックス・プランク協会(2位)やイタリア国立原子力物理学研究所(4位)を含め、トップ10のうち4機関が欧州に拠点を置いています。
  • ヘルムホルツ原子力物理学協会は、地球・環境科学分野で4位にランクインしています。

今年の「Research Leaders」に関するすべてのデータと分析は、下記のリンクからご覧いただけます。今年のデータは2025年通年のデータにもとづいています。

Nature Index Research Leaders 2026: https://www.nature.com/nature-index/research-leaders/2026/

Nature Index Research Leaders : https://www.nature.com/nature-index/research-leaders/

<Nature Index Research Leaders 2026:日本の研究力>

2026年のNature Index Research Leadersでは、いくつかの重要な更新が行われました。その一つとして、応用科学および社会科学のランキングが初めて追加されています。これにともない、応用科学分野では新たに18の出版物(ジャーナル17誌と会議録1件)、社会科学分野では15のジャーナルが採用され、データは2024年までさかのぼって収録されています。また、本インデックスは2025年時点で、178の出版物から約12万5000報の論文を収録する規模へと拡大しました。

今回のデータベース更新により、これまでの自然科学ジャーナル75誌、学際的ジャーナル5誌、健康科学ジャーナル65誌に加え、応用科学および社会科学の新規タイトルが加わり、合計178の出版物に掲載された一次研究論文が収録されています。この結果、下記の概要は、自然科学、健康科学、応用科学、および社会科学を含む総合的な成果にもとづいています。なお、新たに追加されたジャーナル・会議録の論文は2024年および2025年のデータに組み込まれているため、昨年発表された2025年のResearch Leadersのランキングから順位に変動が生じています。

Nature Index Research Leaders 2026:国・地域別ランキング

日本の2026年のShareは、3890.15であり、国・地域別ランキングにおいて5位を維持しました。日本のShareは、前年から9.0%増加し、上位5か国のうち、中国に続いて2番目の増加率でした。上位5か国の順位とShareの変化は、次のとおりです:1位 中国(+22.4%)、2位 米国(+4.2%)、3位 ドイツ(+2.7%)、4位 英国(+2.6%)、5位 日本(+9.0%)。

Leading countries/territories

Nature Index Research Leaders 2026:世界の研究機関ランキング

世界の研究機関ランキングトップ100にランクインした日本の研究機関:

27位                         東京大学(2025年:23位)

60位                         京都大学(2025年:66位)

トップ100位内の日本の機関の Shareは、東京大学が9.7%、京都大学が18.2%増加しました。

世界の研究機関ランキングトップ200にランクインした日本の研究機関:

117位                      大阪大学(2025年:114位)

125位                      東北大学(2025年:167位)

168位                      東京科学大学(2025年:161位)

169位                      理化学研究所(2025年:141位)

185位                      名古屋大学(2025年:173位)

Leading institutions

Nature Index Research Leaders 2026:世界の政府機関ランキング

世界の政府機関ランキングトップ100にランクインした日本の政府機関:

10位                         理化学研究所(2025年:9位)

13位                         物質・材料研究機構(2025年:20位)

40位                         産業技術総合研究所(2025年:38位)

69位                         海洋研究開発機構(2025年:68位)

70位                         自然科学研究機構(2025年:55位)

81位                         高エネルギー加速器研究機構(2025年:72位)

89位                         高輝度光科学研究センター(2025年:97位)

Leading government institutions

Nature Index Research Leaders 2026:世界の企業ランキング

世界の企業ランキングトップ100にランクインした日本の企業:

21位                         NTTグループ(2025年:27位)

30位                         トヨタグループ(2025年:16位)

45位                         武田薬品工業(2025年:60位)

64位                         本田技研工業(2025年:57位)

71位                         ソニー(2025年:53位)

86位                         日立製作所(2025年:94位)

94位                         三菱電機(2025年:62位)

Leading corporate institutions

※ この順位は2026年6月10日時点のものです。Nature Indexのデータベースは定期的に更新されるため、最新の順位はhttps://www.nature.com/nature-index/ をご参照ください。

機関の実績を発信

「Nature Index Research Leaders 2026」ランキングに掲載された機関は、その実績をアピールするための特製バッジを申請することができます。このバッジは、ウェブサイト、報告書、およびソーシャルメディアなどで活用でき、機関の広報活動、資金調達に関する説明、パートナーシップにおけるポジショニングの強化に役立ちます。

バッジをご希望の方は、こちらのフォームにご記入ください。

注:Nature Indexは、研究の質と機関のパフォーマンスを検討する際には、そのほかの多くの要素を考慮しなければならないことを認識しています。Nature Indexの指標だけで機関や個人を評価すべきではありません。Nature Indexのデータとメソッドは透明性があり、https://www.nature.com/nature-index/ のクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(creative commons licence)にもとづいて利用可能です。

編集者への注記

Nature Index Research Leadersは、自然科学、健康科学、応用科学、および社会科学分野における高い研究成果を示す良い指標ですが、読者が研究の質や機関業績を考える際に、データ、ソフトウェア、知的財産などほかの科学的成果とともにこのデータベースによる結果を利用することを推奨しています。

Nature Indexは、Nature Research Intelligenceの一部であり、高品質な科学研究の世界をナビゲートし、情報にもとづいた研究の決定を行い、確信をもって共同研究を行うことができるよう支援します。

Research Leadersのテーブルは、前年(今回の場合は 2025 年)のデータを毎年発表するものです。過去のResearch Leadersのテーブルは、データベースの変更を反映するために毎年更新されます。そのため、ランキングや指標は、最初に発表されたテーブルとは異なる場合があります。

Nature Indexに関する日本語ページ:https://www.natureasia.com/ja-jp/nature-index

Nature Indexの指標について

Nature Indexは、機関の研究パフォーマンスにおける1つの指標です。Nature Indexのリストを作成するために使用されるCountShareの測定基準は、その分野の主要な科学者によって構成された独立したパネルによる評判にもとづいて選択された、合計178の自然科学(75誌)、健康科学(65誌)、多分野(5誌)に加えて、応用科学(17誌+1件の会議録)、および社会科学(15誌)の出版物における機関または国・地域の論文出版の成果にもとづいています。

Nature Indexの主要な指標であるShareは、論文の著者のうち、その機関や地域に所属する著者の割合を考慮して、機関、都市、または国・地域に割り当てられる論文の分数カウントです。Adjusted Share (調整後のシェア)は、Nature Indexにおける論文の総数のわずかな年次変動を考慮に入れています。もう一つの主要なNature Index指標は、Countです。国・地域または機関は、その国・地域または機関から少なくとも1人の著者がいる各論文に対して、Countを1、与えられます。

計算方法の詳細につきましては、下記をご覧ください。

Nature Indexでは、研究成果発表数の指標として以下の種類の算出方を採用しています:

Count(カウント)(以前の名称:Article count(AC))– 論文において、ある国ないし機関から1人でも著者として名前があげられていれば、その国ないし機関の論文1点(Countを1)として数える計算方法。その論文に著者が1人しかいなくても、100人の著者がいても、それぞれの著者の所属国(または機関)において論文1点として数えられることになるため、同じ1本の論文が、複数の国(または機関)においてCountとして数えられることを意味します。 Share(シェア)(以前の名称:Fractional count(FC))– Shareは、ある論文に対する各共著者の相対的貢献度を考慮に入れる方法。論文1本につき最大Shareは1.0です。この1点分を、共著者全員が等しく貢献したという仮定のもと、共著者間で等しく分けます。例えば、10人の共著者がいる論文の場合、各共著者はそれぞれ0.1分のShareを割り振られることになります。(Nature Indexは、国、地域、または機関による論文への貢献を収集し、それらが2回以上カウントされないようにするために、Shareを使用します。機関のShareの合計は、個々の所属著者のShareを合計して計算されます。この計算法は、国と地域で同じですが、一部の機関は海外に研究拠点があり、ホスト国・地域の合計に加算されるため、複雑になっています。)詳細については、https://www.nature.com/nature-index/glossary をご覧ください。Adjusted Share(調整後のシェア)とは、Nature Indexに登録された論文総数の年間変動を考慮したパーセンテージ変化の指標です。詳細については、https://www.nature.com/nature-index/news/adjusted-metric-explainerをご覧ください。

Nature Indexは、研究の質と機関のパフォーマンスを検討する際には、そのほかの多くの要素を考慮しなければならないことを認識しています。Nature Indexのデータとメソッドは透明性があり、https://www.nature.com/nature-index/ のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスにもとづいて利用可能です。

Nature Indexについて

2014年11月に初公開されたNature Indexは、所属する著者および機関の関係を示すデータベースです。Nature Indexは、独立した研究者グループによって選ばれた、合計178の質の高い自然科学、健康科学、応用科学および社会科学の分野のジャーナル・会議録に掲載された研究論文への貢献度を追跡します。

Nature Indexは、機関レベルおよび国・地域レベルでの発表論文の絶対数および割合数を提供します。そのため、質の高い研究成果および共同研究のグローバルな指標となります。Nature Indexのデータは定期的に更新され、直近12か月のデータは、https://www.nature.com/nature-index/のクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons licence)にもとづいて利用可能になります。 データベースは、シュプリンガーネイチャーの一部であるNature Research Intelligenceによって管理されています。

詳細につきましては、Nature IndexのFAQGlossaryをご覧ください。

Nature Indexの一覧に掲載された大学・研究機関・企業に向けて「Nature Indexバッジ」を提供しております(無償)。このバッジは、ウェブサイトやSNSのプロモーションにご活用いただけます(例)。バッジをご希望の場合は、フォームにご記入のうえ、お申し込みください。

Nature Research Intelligenceについて

Nature Research Intelligence(NRI;ネイチャー・リサーチ・インテリジェンス)は、現実社会での影響に特に焦点を当てて研究機関の皆様に結果を提示します。それにより、研究プロジェクトから最大限のメリットを引き出すうえで最も効果的な研究戦略や共同研究を見極めることができます。

研究機関の皆さまは、Nature Research Intelligenceの幅広いデータ分析ソリューションを活用していただくことで、研究環境に関する詳細な評価を入手し、その分野における所属機関の順位を把握するとともに、情報過多にならない簡潔な研究概要書を作成することができます。これに加え、NRIは、皆さまが今後の研究戦略を策定し、最適化する支援もいたします。

詳細につきましては、nature.com/research-intelligenceをご覧ください。Nature Research Intelligenceは、シュプリンガーネイチャーの一部です。

ネイチャーポートフォリオについて

ネイチャーポートフォリオは、自然科学、社会科学、および応用科学(臨床研究や工学を含む)など多岐にわたる分野で高品質のジャーナルやサービスを通じて、科学と社会の進歩に貢献しています。

ネイチャーポートフォリオは、世界有数の国際的で学際的な学術誌Nature(1869年創刊)を出版しています。さらに、ネイチャーポートフォリオは、Natureリサーチ誌とNatureレビュー誌をはじめ、主要なオープンアクセス学際誌であるNature Communications、およびScientific Reports を含むオープンアクセスジャーナルを出版しています。これらのジャーナルには、世界で最も重要な科学的発見が掲載されています。

オンラインのnature.comには、1カ月当たり900万人を超えるユーザーが、Nature のニュース記事やコメント記事、そしてNature Careersなどの科学求人サイトにアクセスしています。また、シュプリンガーネイチャーの一部であるネイチャーポートフォリオは、オンラインおよび対面によるトレーニングなど、さまざまな研究者支援サービスも提供しています。詳細は、nature.com および@NaturePortfolioをご覧ください。

シュプリンガーネイチャーについて

シュプリンガーネイチャーは、世界をリードする研究出版社のひとつです。当社は、最も多くのジャーナルや書籍の出版数を誇り、オープンリサーチのパイオニアでもあります。180年以上にわたって信頼されてきた主要ブランドを通じて、研究者が新たなアイデアを見いだしてそうした発見を共有すること、医療従事者が医学の最前線に立ち続けること、教育者が学習を促進することを支援するテクノロジーを活用した製品、プラットフォーム、およびサービスを提供しています。当社は、当社が支援するコミュニティーとの協力のもと、知識を共有し、世界に対する理解を深めるための進歩に貢献していることを誇りに思っています。詳細は、about.springernature.comおよび@SpringerNatureをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ

宮﨑 亜矢子

シュプリンガーネイチャー

コーポレート・アフェアーズ

E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com

本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

英語プレスリリース:Nature Index expands to applied and social sciences with release of 2026 Research Leaders tables

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